宮本浩次をリキッドルームで観た

宮本浩次をリキッドルームで観た
宮本浩次のソロのライブ、とんでもないものだった。
日本の音楽シーンの歴史に未だかつて前例のない、破格の天才の歌とパフォーマンスをこの目で観た。
30年以上エレカシを、宮本浩次を観てきたが、まったく認識を新たにするほどの、とてつもないライブだった。

今日は宮本の53歳の誕生日で、これが初めてのソロ・ライブ。
ライブハウスの親密な空気の中で祝福ムードでライブは進んでいったが、おそらく観ていた人のほとんどは、全曲弾き語りというスタイルで完全に露わになった宮本の才能のとてつもなさに圧倒されていたと思う。

曲が生まれた時のそのままの形で初めて聴く「ファイティングマン」、「待つ男」、「偶成」、そしてソロの「冬の花」、「going my way」、「解き放て、我らが新時代」、すべてがインパクトそのものだった。
終盤、宮本は感極まって泣いていた。

ソロ・宮本浩次は本当にすごいと思う。
これからどんなリリースがあってどんな形でのライブがおこなわれるのか、もう楽しみでならない。(山崎洋一郎)
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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