楽器を演奏すると「メンタルヘルスに効果的」という調査結果が明らかに

楽器を演奏すると「メンタルヘルスに効果的」という調査結果が明らかに

最新の調査で、楽器を演奏することはメンタルヘルスに効果があるという結果が出たことが明らかとなった。

この調査は、音楽ストリーミングサービス「Spotify」に委託され、健康にフォーカスしたポッドキャスト番組『Where is My Mind?』が音楽をテーマにしたエピソードのために行ったものだ。

調査は楽器を演奏するイギリスの成人2000人を対象に実施され、89パーセントもの人が「音楽を演奏することで精神的なバランスが保たれる」と答えていたという。

そのうち4分の1以上の参加者が楽器の練習をすると感覚が鋭くなり、56パーセントが深いリラックス感を感じ、さらに36パーセントの人が、音楽を演奏すると人生の目的を与えられたように感じると答えていたとのこと。

番組のエピソードでは、新型コロナウイルスで自己隔離中にウクレレをプレゼントされた、400人以上のアマチュア・プレイヤーが演奏した曲「Lockdown Ukulele Rockdown」がフィーチャーされている。

この実験の参加者の一人は、「ウクレレを学ぶのはかなりのチャレンジでしたが、ニュースについて考えたりSNSに費やさずに済んでとても満足し、目的意識を与えられました。これからも私は間違いなく演奏を続け、孤立していたり、メンタルヘルスの問題に直面している人にも楽器の演奏を推奨します」と答えた。

また、同調査結果では4分の3がストレスを解消する方法として音楽を演奏し、74パーセントが実際に演奏しなくても楽器を手に取るだけで気分が良くなると回答。半数以上の人が、「仕事で忙しい日を過ごした後にストレス解消で楽器を弾く」と答え、楽器が人々の心に癒やしを与えていることが明らかになった。
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