インタビューでは、『ホリミヤ』をきっかけに「内山さんから見た宮村というキャラクター」「30歳の今、高校生役を演じるということ」「誰しも少なからず持っている“ギャップ”について」といったテーマでお話を聞いていったのですが、多くの話題の中で、自然と内山さんの“芝居観”のようなものに話が向かっていくのが非常に印象的でした。たとえば、“ギャップ”について話を振ると――
と、役者として/ユーザーとして感じる“キャラクター”の在り方についてまで話が及ぶんです。お話を聞いていて「小さな頃からお芝居の仕事をされているからこその境地なんだな」と感じる部分も多々あり、非常に興味深いインタビューとなりました!会う人によって雰囲気や物腰が変化すると、いろんな顔を持っているように見えるけど、別にそれは人格そのものが変わっているとかではない。それは普通にあることですよね。でもアニメやゲームの場合は、キャラクターはある程度一定であったほうがいいという風潮があると思うんですよ。僕はむしろ、普通の人間がそうであるように、場面によってブレがあってもいいと思っていたんですが、去年ハマったゲームで役場のキャラクターが、毎日一定のトーンで挨拶してくれるのに対して癒やされていた自分がいて(笑)。彼女は何があってもいつも笑顔でいてくれる。これがみんなが求める“キャラクター”の良さなのかなと(笑)
そしてそして、インタビューはもちろんですが、撮り下ろしの写真にもぜひご注目を。柔らかな質感の中に内山さんらしいクールさが漂う、とってもきれいな写真です。どのカットも素敵なのですが、カメラマンさんと私は、特に内山さんの横顔がとっても良いよね!と勝手に盛り上がっておりました(笑)。シンプルなスタイリングもめちゃくちゃお似合いです。ぜひ誌面でご確認ください!(安田)
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