CUT11月号に #成田凌 のインタビューを掲載。映画『 #スマホを落としただけなのに 』での人生を変えた役との出会い、俳優としての歩みを語る

photo by 佐藤航嗣(UM)

2018年に公開された、映画『スマホを落としただけなのに』。2020年には続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』も製作。そして2024年、第3弾にして「最終章」と銘打った『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』が公開! しかも本作の主人公は1作目から登場していた連続殺人鬼・浦野──ということで発売中のCUT11月号では、そんな浦野役を務めた成田凌さんへのインタビューを敢行しました。
ご本人にとっても思い入れがあるという本シリーズにどう向き合ったのか。主演として挑んだ最終章について、「映画」という媒体への思いについて、話を聞きました。以下、インタビューを一部抜粋してご紹介します。

──『最終章』の公開にあたって、浦野のことを「自分の人生を変えてくれた役」とコメントされていましたが、彼のどのような部分が成田さんの人生を変えたんでしょう?

映画を観てくださった方が多くて、「あの映画、観たよ」って言われることがダントツに多い役なんですよね。この作品で自分を俳優であると認識してくれた方がたくさんいたんだと思います。最初に浦野を演じた時は、「これで大丈夫かな?」と思いながらお芝居をしていたんですけど、観てくださる方も反響も多かったということは、良かったのかなと。今はそう思ってます

3作を通し、主人公が毎回変わるのも映画『スマホ』シリーズの面白さのひとつ。『最終章』での浦野は、今までを思うと意外な部分や人間臭い部分も描かれていて、演じるにあたっては難しい部分もあったそう。

(本作での浦野へのアプローチは)めちゃめちゃ難しかったです。1作目の時は数十分しか出ていないし、浦野の表面的な部分を楽しんでもらえたらいいなと思ってやっていて。2作目でも浦野が本当に考えてることは半分以上わかっていなくて……ずっと裏の部分だけを見せていたんですよね。今回は、歩くとか食べるとか寝るとかひとりでいるシーンが多かったんですけど、これまではそういう日常は描かれていなくて。(中略)浦野が人間としてニュートラルな状態ってどうなんだろうって。そういう何気ないところに一番気を使いました


他にも、千葉雄大さん演じる刑事・加賀谷との関係性についてなど、『スマホ最終章』への思いをたっぷり語ってくれています。映画の公開を待ちながら、CUT11月号をぜひチェックしてみてください。自然体な佇まいまでも絵になる成田さんの撮り下ろしフォトもお見逃しなく。(山下茜)


CUT11月号は現在以下にてご購入可能です。

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