昨日の皆既日食に合わせて、新作『2012』のプロモーションのために来日したローランド・エメリッヒ監督を取材。
これまでも『インデペンデンス・デイ』や『デイ・アフター・トゥモロー』などで、散々地球を滅茶苦茶にしてきた彼だが、『2012』もまさにそんな映画。マヤ文明が残した2012年12月21日に世界が滅亡するという予言が、実際に起きた模様が描かれたディザスター映画なのである。
まあ、ある意味、ワンパターンって言えばワンパターンなんだけど、技術革新により監督の十八番、つまり人類の殲滅の描写が、13年前の『インデペンデンス・デイ』より数十倍パワーアップしているのは嬉しい限り。個人的には、スクリーン上でもっとも人を殺した監督(恐らく)としてリスペクトしていたりする。あとトレードマークが「ホワイトハウスの破壊」ってのもナイス。
公開は予言のちょうど3年1ヶ月前にあたる11月21日。世界が再び滅びる日が待ち遠しい。(内田亮)