星野源・大槻ケンヂ・磯部正文を観ました その2

星野源・大槻ケンヂ・磯部正文を観ました   その2

前回の続き。
次は、2番手の登場、大槻ケンヂのライブについてです。

「大槻ケンヂアンプラグドユニット」という名義で、
アコースティック・ギター・バイオリン・
キーボードとかアコーディオンとか振り物(鈴とかのパーカッションね)の
3人の女性ミュージシャンを伴って登場。
しかし、いきなり自分でアコギを手にするや、最初はひとりで歌う、
途中でやばくなったら他のメンバーに入ってもらう、ということを
宣言した上で、1曲目「香菜、頭を良くしてあげよう」に突入。

私、「楽器を弾く大槻」というものを、初めて観ました。
音楽を始めて30年近く経つけど、去年、ギターを始めたそうです。
なので、中学生レベルだそうです。
だから「途中でやばくなったら――」と前置きしたわけですが、
歌いながら「あれ? これ、最後までいけるんじゃない?」とか言いながら続行、見事完奏。
拍手がわく。私も拍手しました。
この曲、オリジナルのリズムは、確かシャッフルだったのに、
大槻さんのギターは普通に8ビートでしたが、そんな揚げ足をとってはいけません。

それ以降は、4人編成でじっくりと歌い、奏で、聴かせる。
ソロで出したカバーアルバムに入っているじゃがたらのカヴァー「タンゴ」、
ソロアルバム「I STAND HERE FOR YOU」のシングルだった「あのさあ」、
2,3年前に「大槻ケンヂと絶望少女達」で出した
「人として軸がぶれている」、筋少の「僕の歌を総て君にやる」や
「山と渓谷」、などなど。
アニメ「一休さん」のエンディング曲「母上様」や、銀杏BOYZ「BABY BABY」
などのカヴァーもあり。
もちろん、合間合間に、愉快なMCあり。
すばらしい。堪能させていただきました。

あと、筋少や特撮では意識しなかったけど、ソロのアンプラグドを観て、
改めて気づいたこと。
大槻さんは、間奏や後奏で、つまり曲の途中で、水を飲むんですね。

他のボーカリストは普通、曲の合間に飲みます。
ギターやベースがチューニングしてる時間ね。
なんでか。考えるまでもありません。
大槻さんの場合、曲間はいっぱいしゃべらなければならないからですね。
それで、長年の活動の間で、だんだんそれが身についたのだと思います。

次回、トリ=イッソン編に続く。
写真は前々回の使い回しです。
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