この週末のテレビの話

この週末のテレビの話

毎週末、自分が、長年、録画してまで必ず観ているテレビ、2番組についてです。

11月12日土曜日。
テレビ東京系21:00~、『出没! アド街ック天国』。
今週テーマになった街は、深川住吉でした。
この番組と『タモリ倶楽部』を作っているハウフルスという制作会社は、
「ダジャレもしくは考えオチでBGMをつける」
ことにおいて、他の追随を許さない存在である、ということは、
以前も何度かここでネタにしましたが、今週最もさえていたのは、第4位でした。

第4位:アサヒペン東京本社。
あの、ペンキとかの塗料メーカーのアサヒペンです。
住吉にあるんですね。
で、BGM、レインボーの「SINCE YOU BEEN GONE」でした。
塗料の会社=色がいっぱいある=7色=レインボー、
ということだったんだ、と思います。
あ、レインボーって、韓国のガールズ・グループじゃなくて、
リッチー・ブラックモアが、ディープ・パープルを(1回目に)
脱退したあとに組んだバンドね。

それでレインボーなのはわかった。だけど、なんで、
ヴォーカルがロニー・ジェイムス・ディオの時でも、
ジョー・リン・ターナーの時でもなく、
グラハム・ボネット時代の曲なのか。
ドゥギー・ホワイトじゃないのは、まあ、わかるけど。

と思ったあなた。私も一瞬そう思いましたが、理由はきっと、
そのグラハム・ボネット在籍時代の唯一のアルバム
『ダウン・トゥ・アース』が、上のようなジャケットだったから、
だと思います。

ということにして、自分を納得させました。
ロニー・ジェイムス・ディオ在籍時に出た
2ndアルバムでも、ジャケットに虹が使われてるけど、
あれは「虹をむんずとつかむゲンコツのアップ」という、
ちょっとこう、いかついというか、どぎついもんだったし。
ちなみにそれ、アルバム名は『RISING』。邦題は『虹を翔る覇者』でした。


続いて、11月13日日曜日。
テレビ朝日系『大改造!! 劇的ビフォーアフター』。
今週リフォームされた家は、兵庫県尼崎市、3年前に、93歳のおばあちゃん
(奥さんのお母さん)が、ひとり暮らししていた沖縄から越してきて、
同居を始めたが、階段は急だわ、手すりはないわで、いろいろ
大変なのでリフォームしたい、という物件でした。

で。メインMC:所ジョージと一緒にしゃべるゲスト、ひとりは
花だったんだけど、もうひとりが、ピエール瀧さんでした。

年老いたおばあちゃんをひとり暮らしさせとくのが心配で、
娘夫婦が、3年前に尼崎に呼び寄せて一緒に住むようになった、
のはいいんだけど、おばあちゃん、沖縄の家は平屋で、初めて
階段のある家に住んで、しかもその階段が急で、後ろ向きじゃないと
下りられないし、もういろいろ大変、みたいな話だったんですが。

その娘夫婦、3人の子供はとうに独立していて、自分たちも70近い
年であって、定年とかとっくに迎えていて、えーと、それだったら、
おばあちゃん呼び寄せないで、自分たちが沖縄に引っ越して、
一緒に住んだ方がよくない?

と思いながら観ていたら、最初のトークコーナーで、いきなり所さんが
そう言ってしまい、瀧さん、「それは言っちゃダメ!」と
たしなめていて、笑いました。

くるり岸田くんも笑ったかなあ。
あ、前に、あれ一番最近の武道館の時だっけ、ライヴのMCで岸田くんが、
この番組のナレーターの加藤みどり(EX.サザエさん)のキメ台詞
「なんということでしょう!」を、突然言ったことがありまして。
思わずこのブログで「岸田くん、あの番組、観てるのかなあ」とか
書いたら、そっこーで本人から「毎週必ず観てます」という
メールが届いた、ということがあったのでした。

ちなみに、くるりのデビューシングル『東京』のカップリング曲は、
「ラブソング」という曲と、「尼崎の魚」という曲でした。
だからどうした、と言われると困りますが。
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