新旧織り交ぜた20曲以上、2時間強。中盤では、ヴォーカルの渋谷龍太がギターを持ち、引き語りソロの曲“世紀末は雨に降られて”を、キーボードにOverTheDogs・星英二郎を招いて5人で演奏したり、“Q&A”ではSCANDAL・MAMIがゲストコーラスとして登場したりと、ファイナルならではのスペシャルな展開も。
ビーバーの「あなたに届けたいんだ」という強い意志が真っ直ぐに貫かれた、本当に良いライヴだった。その中でも特にグッときたのが“証明”。きっと、このツアーでたくさんの笑顔と涙と汗を吸い込んできたんだろうな。リキッドルームで鳴らされた“証明”は、どんなことがあっても絶対に倒れないような、どしんとした存在感を放ち、紛れもないアンセムとしてピカピカに輝いていた。
渋谷はMCで「あなたが俺らの誇りです」と言った。そして、何度もフロアに自分のマイクを向けてシンガロングを誘い、お客さんもそれに応えていた。それは本当に感動的な光景だった。
アンコールでは新曲も披露、そして11月には赤坂BLITZでのワンマンも決定！
この10年で出会ってきた仲間とファンを誰ひとり置き去りにせず、その手を引っ張って共に未来へと進んでいく彼らの姿は、めちゃくちゃ眩しかったし、頼もしかった。
そして、ビーバーはROCK IN JAPAN FES.2015にも初出演！ 初日8月1日、PARK STAGEのトップバッターを務めてくれます。
ファンはもちろん、まだ彼らに出会ってない人にも、絶対観てほしい。（若田）
