「〜 愛とラクダ、15周年ふりかけ 〜」と題されたこのツアーは、アルバム『アイラヴユー』からの曲に代表曲が加わった圧巻のセットリストで、今のSUPER BEAVERの勢いがそのまま現れた素晴らしい内容だった。
SUPER BEAVERは1月に豊洲3本勝負と銘打って、豊洲PITを3公演行っているので、なんと今日で2021年が明けてから4本目の東京公演だった。
この特殊な状況下、渋谷龍太自身も語っていたが、お客さんを入れたライブをやる事が正しいのか、そうでないのか、何が正解で何が不正解なのか、誰も明確な答えを出せないでいる。
でも目の前に居るファンに向けて、ガイドラインを守ったライブをひたすらやり続ける事で、ひとつの答えを見つけ出そうとするSUPER BEAVERのアティチュードは、とても誠実なアプローチなのだと思う。
SUPER BEAVERのライブは今後、このZeppツアー、ライブハウス公演、ホールツアーと続いていく。
(海津亮)