キターッ!!!!
ヒカシューのリマスター紙ジャケCD。
先日、ブログで書いていたら、この企画を立ち上げたのがEMI元RO担当のYさんだったらしく、サンプル盤を送ってくれた。

サンプリングのない時代の、ライヴを主体にしたテクノ。
ニューウェイヴ〜パンク直系の、ものすごいオリジナリティとDIYっぷり。
なんだ、これは!?　今聴いても相変わらず衝撃的な作品だったことにびっくりした。

早速、机上のラジカセでかけて盛り上っていたのだが、巻上さんのヴォーカル――というにはあまりにも芝居がかった民謡みたいな声が異物感を放ち、編集部のみんなに何度もちら見され、このままだと危険物扱いされかねないので、音量を少しずつ下げるしかなかった。

今考えると、こんな不気味なポップをラジカセで聴いていて、よく家を追い出されなかったと思う。（井上）