いやあ、至福でした。本っっっ当に素晴らしかった。
昨日、武道館で開催されていたWOWOW主催のイベントライヴに行ってきました。
平井堅をホスト役に、ロバート・フラッタとラウル・ミドンのふたりを招いた、ジョイントライヴ。
ロバート・フラッタ、73歳。僕の世代ではフージーズの曲、っていう印象が強い超名曲"やさしく歌って"(フージーズでは"Killing Me Softly")を大ブレイクさせた70年代のレジェンド。ラウル・ミドンは、2005年デビューの44歳。全盲のシンガー&ギタリスト。
公演は今日もあるので詳細は書けないけど(当日券、あるようです!)、さすがの平井堅も緊張しまくってました。
2時間のステージの中に、それぞれのソロも、平井×ミドン、平井×フラッタ、ミドン×フラッタ、平井×ミドン×フラッタも、という濃厚ぶり。ああ、ソウルフルというのはこういうことなのかと、歌が上手いというのはこういうことなのかと、それが響きあうとさらにこんなことになるのかと、ひたすら呆然。うわー! うわー!と思っていると、気づいたら終わってました。
それにしても、ラウル・ミドン。マウストランペットって言うそうですが、超絶テクでガットギターをパーカッシヴにかき鳴らしながら、歌の合間に口でトランペットそっくりの音色を自在に鳴らします。初めて生で観たけど、ものすごく真似したくなります。……絶対できないけど。
そして、平井堅。ソロのところは、新旧取り混ぜた5曲でバランスよくきっちり見せてくれました。
他のふたりに聞かれてる!と思いながら歌う気持ちはどうだったのか、次インタヴューする時ぜひ訊いてみたい。(松村)