MOP of HEADのアルバム『RETRONIX』リリースパーティ@代官山UNITに行ってきた。
7月にリリースされたアルバムを聴いて気にはなっていたのだが、ようやく観ることができた。
おもしれー、このバンド。
ドラム、ベース、ギターとキーボードやサンプラーを鳴らすフロントマンの4ピース。
人力でインストのダンスミュージックをやる。
というとなんかクールで流行りっぽくてスタイリッシュなバンドという感じもするが、
そうじゃない。そして、そうじゃないところが面白い。
ドラムとギターはいきなりハードロックなフレーズを叩き出すし、
それなのにギターはまたしても唐突にブラー“SONG 2”のリフを弾き始めるし、
ベースの音はやたらと粘っこくてぶっといし、
それを全部操縦しつつセンターに立つGeorgeという男は
やたらキャッチーなメロディをキーボードで弾きながらステージを転げまわってるし、
まあ要するに、ちぐはぐなのである、全部が。
なのに、それをガーッとやられると極上のパーティミュージックになってしまう。
そんなミラクルがライヴのあいだ中ずーっと起き続けている感じ。
初めて観た人ほどのめり込むと思う。UNIT、どかんどかん盛り上がってました。(小川)