Half-lifeツアーファイナル!

Half-lifeツアーファイナル!

昨日はHalf-Lifeの、最新作『drama』のリリースツアー最終日、代官山UNITでのワンマンを観た。

Half-Lifeというバンドの今を惜しみなく出しきるような、密度の高い時間だった。
各々の色を出しながらも互いに寄り添うアンサンブルは、スリーピースであることを忘れてしまうほど厚く、多彩な表情を見せ、緩急ある展開は満員のフロアを揺らした。特に終盤"city talk"からアッパーチューンを畳み掛ける展開は圧巻のひとこと。

3人のプレイヤビリティを存分に発揮する、既存の技巧的でロック色の強い楽曲と、内面をえぐり出すことでより聴く人の日常にリンクするようになった歌詞と開かれたサウンドの『drama』の楽曲とが一度に鳴ると、ロックとポップの両方を手に入れた彼らの音楽の広がりを改めてみせつけられた。

新曲も披露したが、キャッチーなメロディが印象的な曲は、彼らの楽曲が早くも新たな段階に到達していることを伝えてくるようで、次の作品が楽しみになった。

2月にはアルバムのリリース、そして3月にはクアトロワンマンも決定。(中村)
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