「これ、喜んでいただけると思って持ってきました」とキャ二オンの若いスタッフさんから頂戴したDVDが、こちら。もちろん大喜びで観ました。
エレック・レコードという会社は今は無いのですが、
70年代に泉谷しげるや古井戸(仲井戸麗市が在籍)などを輩出した会社で、
簡単に言うと日本のインディーズ・シーンの第1歩を記したレーベル。
そこに当時在籍していたミュージシャンが、
昨年11月に九段会館に集合するライヴがあったそうで、その様子を収録した作品です。
泉谷さんはもちろん、生田敬太郎、佐藤公彦、加奈崎芳太郎などが続々登場するのですが、
ロックやフォークで食えるとは想像がつかなかった時代に、
それでも何かに憑かれるように音楽の道に邁進してしまった、
そんな「業」みたいなものを、みなさん、今なお色濃く漂わせていて
単なる“懐かしさ”に留まらない余韻が残ります。
しかし、このライヴ、行われることを事前に知っていたら、絶対行ってたな。
今年もやるのかどうか、マメに調べておこうと思います。