★ニルヴァーナが世界ブレイクを果たした『ネヴァーマインド(91年9月24日)』のリリースから30周年を記念し、
30thアニヴァーサリー・エディションが各フォーマットで11月12日に発売されることが発表されたばかりですが、
ここUKでもニルヴァーナ関連の特番が多くオンエアされるようになった。
★で、その決定版ともいうべき新ドキュメンタリー映像作品が、
つい先日放送されたばかりの英BBC制作の『When Nirvana Came to Britain』。
筆者も早速観たのだが、
まだ本国USでも無名だった頃の89年~90年にかけて行なわれた初期UKツアー(キャパ数百人のハコ&クルーも自分達で賄い&夜は民宿。という典型的な新人ドサ廻りツアー形式)時代まで遡り、
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その後、ライブの評判が口コミで広がり母国USより先にUKで人気が急上昇!!!(当時のUKで盛り上がっていたマンチェ・シーンのトレンド=ストーン・ローゼズのダンサー、クレッサや、ハピマンのダンサー、ベズetcにあやかり、
この時期からニルヴァーナのライブにもダンサー(カートと仲が良かった英国人の友達)が登場するようになった。
「カート・コバーンの少年期の最も大きな音楽的影響はザ・ビートルズとレッド・ツェッペリンで、思春期のカートを救ってくれたのはヴァセリンズやザ・レインコーツのアルバムだった」。
などなど当時の隠れエピソードもてんこ盛り。
デイヴ・グロールも「この初期UKツアーの後USに帰国した頃の俺たちは、まだUKより少ない数十人規模のライブをしなきゃならない状況だった。
ニルヴァーナに真っ先に飛びついてくれたのは間違いなくUKキッズだった。
フー・ファイターズで活動している今もUKは自分にとって二番目の自宅みたいなもの」と番組中で発言している)。
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そして91年の『ネヴァーマインド』リリースで、彼らの人気は一気にグローバル規模へ。グランジ一大ブームを巻き起こす。
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92年のレディング・フェスでも初ヘッドライナー出演!!!
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94年にもUKで大規模なツアーを行なう予定だったが、カートの急死で中止。英国中のファンが悲しみに暮れる、、、。
という流れで追っていく「ニルヴァーナ初期から続いてきたUKとの特殊な関係性」を克明に描写した映像作品。
むちゃくちゃ面白かったので、詳しくは次号rockin' onのコレポン通信で書くつもりです。
★というわけで、前置きが長くなりましたが、今日の本題がこれ=英ラジオ局が選ぶ【ニルヴァーナの名曲×10】。
ж全10曲の視聴動画は以下のリンクから。
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https://www.radiox.co.uk/artists/nirvana/best-nirvana-songs/
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