ロビー・ウィリアムス、オアシス/ギャラガー兄弟と仲違いした理由を語る


★あの「ブリット・ポップ全盛期」の90年代、
元テイク・ザットのロビー・ウィリアムスがオアシスのギャラガー兄弟と親交を深め、
夜な夜なロンドン中のヒップなクラブやパーティーに出没。
連日酒池肉林のR&Rライフに興じている姿がタブロイドを賑わしていたのを覚えている方々も多いのでは?

当時はUK内でも「英国一のアイドル・スター&英国一の不良バンド=オアシス」の奇妙なフレンドシップ、
ということで国中に不思議がられていたわけですが、
そんな「奇妙な組み合わせのダチ関係」もその後まもなく破綻。

オアシスがグラストンベリーに出演した日の楽屋裏で「突如ノエル・ギャラガーがロビーを追い出す!」事件が勃発し、
それを期に「ギャラガー兄弟&ロビー」はメディアに出る毎にお互いの悪口雑言を言い合う犬猿の仲に。

以後も現在に至るまでずっと「口もきかない」絶交状態が続いているのは皆さんもご存知かと思いますが、
最近のザ・サン紙の取材でロビー・ウィリアムスが初めて「その仲違いの理由」を語っている。

以下がそのロビーのコメント。

「当時はラッド・カルチャーの全盛期で、俺もオアシスの大ファンだったんだよ。
彼らの音楽、ヴァイヴ、エネルギー、全てに陶酔していたんだ。

彼ら(ギャラガー兄弟)とは以前から顔見知りだったから、
すぐ仲良くなってしょっちゅう一緒につるむようになった。

でも俺は結局、彼らがダチにしたがるようなタイプじゃなかったってことなんだろうな。
仲違いの理由が何だったか?は今具体的に思いだせないんだけど、
たしか『お前はモッズな奴じゃねえ!』って言われたのがきっかけだったと思う、、、あれ以降なんとなく兄弟の俺に対する態度が冷えてきたからさ。
で、お互いだんだん疎遠になってきて、つるまなくなった、と。
そういう単純な理由からだったと思うよ。

あの頃のリアムの声はまさに”世代の声”だったし、ノエルが書く曲もまさに”世代の歌”だった。
あの18ヶ月間のオアシスはマジで”俺たち世代のザ・ビートルズ”だった。

俺たち(自分とギャラガー兄弟)にとってもすっげえエキサイティングな時期だったよ。
どこへ行こうがあらゆる種類のドラッグやモデルや深夜まで続くR&Rパーティー三昧。
俺も最高に楽しませてもらったよ」。
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