リル・ウェインと同レーベルのドレイクが現在コーヘッドライナーで全米ツアー中。昨日NYのフォレストヒルズスタジアムというUSオープンで有名なスタジアム(キャパ17000人)で行われたライブを観て来たんだけど、これが、なんと、ゲーム会社カプコンとがっつり組んだ『ストリートファイター』形式になっていてすごく面白かった。
”リル・ウェインVSドレイク”と名付けられたツアー。ツアーロゴも『ストリートファイター』形式だというだけじゃなくて、ライブ中にもアニメがそのまま使われたいた。
ライブは最初からふたりのラッパーが対決するという内容で展開していって、ふたりでお互いにけしかけながら交互に進んでいく形式。終盤のほうに、実際にラップバトルを見せる瞬間があり、その対決でどちらが勝ったかを、観ていた観客がアプリで投票していくのだ。その日ごとに勝ち負けを決めていく。
この日のふたりのテーマは、ドレイクのほうは、「俺はヒット曲がたくさんある」ということを売りにしていて、リル・ウェインは、「自分のほうが歴史が長いので、クラッシックと言える曲がたくさんある」ということだった。
昨日はドレイクが勝って、現時点では5対5!ツアー中、ふたりの対決は、勝敗がいったりきたりしている状況。
TVゲームの内容をがっちりと取り込んでいたライブだったけど、ラップ対決という形式はいかにも協賛されているという風に見えなかったし、ふたりとも器がでかいので、そういう遊び心的な仕掛けは、むしろライブを面白く盛り上げる材料になっていた。
この日演奏された曲も50曲!詳しくは最新号のコレポンで紹介させていただきます!