グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングも、イスラム教徒が多数派を占める7か国の入国ビザの発給を90日間停止したことと、シリアなどの難民受け入れを拒否するトランプの大統領令を批判する長文をインスタグラムに掲載した。こちら。
内容は以下の通り。
「マジでショックを受けている……トランプがサインした大統領令は、復讐としか思えない。トランプは、プロテストした人達のみならず、自分に投票しなかった一般のアメリカ人に対しても復讐をしているように思う。
健康保険制度から、イスラム教徒のアメリカ人、移民、環境保護、表現の自由、報道の自由、女性が自分の体について好きなことを選べる権利、FBIをシカゴに送ると示唆するなど……それらに対する彼の無謀な決断はすべて、アメリカ人として俺達を結束させてきたものを再定義しようというものだ。
これは、単なる“保守的な政策”というレベルのものではない。これは、俺達の人権を侵すものだ。
彼の目的は、俺達アメリカ人を分裂させることだ。確かに俺達はすべての問題に同意することはできないかもしれない。でもその中で、見解が一致するようなものだってあるだろう?
俺の友達や家族の中にも、保守的な共和党支持者もいる……そして、俺は彼らの視点に同意はできなくても、理解はできるんだ。それは彼らの権利であり、彼らの信念なわけだから。
革新的な面は、その反対と同じくらい“アメリカ的”である。しかし、何を持って俺達は“アメリカ的”とし、お互い同意してきたのだろうか?
それって自由と団結ってことじゃないのか?
この大統領は、アメリカン・ドリームの概念が理解できていないと思う……このドリームがあるから、俺達はみんな、それぞれ違う背景を持ちながらも、ここに団結しているんじゃないか。だからどうかひとりひとりに敬意を表してほしい。どうか思いやりをみせてほしい。
そして、この狂った男が、その復讐心を俺達に向けることを、絶対に許してはいけない。
敬意を込めて BJ」