あと2日で80歳のポール・マッカートニーが全米ツアー最終日に3時間ライブ! スプリングスティーン、ジョン・ボン・ジョヴィも出演の映像。


ポール・マッカートニーが6月18日に80歳となった。おめでとうございます!

その2日前の6月16日に、ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで、4月28日に開始した”GOT BACK”ツアーの最終公演を行ったので行って来た。



6万人を集めたこの日のライブは、なんと3時間も続くもので、80歳直前とはまるで思えない若々しさだった。

しかも、そんな特別な機会であり場所がニュージャージーだったということもあり、期待はしていたのだが、ブルース・スプリングスティーンが駆けつけた。

3曲も共演。さらに、ニュージャージーと言えばもう1人、ジョン・ボン・ジョヴィも風船を持って登場して、6万人で一緒に”ハッピー・バースデー”を歌った。ジョンのインスタでその映像が見られる。

観客が「ハッピー・バースデー」と書かれた紙を何人も持って来ていたため、ライブ中には、観客の方から自然に”ハッピー・バーステー”が歌われる場面もあった。

以下米メディアも報じているファン撮影による映像。
最初に演奏された2曲。”Glory Days” と””I Wanna Be Your Man”

ハッピー・バースデーの合唱。

”The End”ブルース・スプリングスティーンとジャム。

セットリストはなんと40曲だ!
“Can’t Buy Me Love”
“Junior’s Farm”
“Letting Go”
“Got to Get You Into My Life”
“Come On to Me”
“Let Me Roll It”
“Getting Better”
“Let ‘Em In”
“My Valentine”
“Nineteen Hundred and Eighty-Five”
“Maybe I’m Amazed”
“I’ve Just Seen a Face”
“In Spite of All the Danger”
“Love Me Do”
“Dance Tonight”
“Blackbird”
“Here Today”
“New”
“Lady Madonna”
“Fuh You”
“Jet”
“Being for the Benefit of Mr. Kite!”
“Something”
“Ob-La-Di, Ob-La-Da”
“You Never Give Me Your Money”
“She Came in Through the Bathroom Window”
“Get Back”
“Band on the Run”
“Glory Days” (with Bruce Springsteen)
“I Wanna Be Your Man” (with Bruce Springsteen)
“Live and Let Die”
“Hey Jude”

Encore:
“I’ve Got a Feeling”
“Happy Birthday” (sung by Jon Bon Jovi)
“Birthday”
“Helter Skelter”
“Golden Slumbers”
“Carry That Weight”
“The End” (with Bruce Springsteen)

ポール・マッカトニーは、この後、今年のグラストンベリーのヘッドライナーとして6月25日に出演する。

金曜日はビリー・アイリッシュ、土曜日ポール・マッカートニー、日曜日ケンドリック・ラマーという2022年を象徴するような、これ以上ない最高のメンツが集まったグラストンベリーも楽しみだ。

さらに、ポールは、ソロ作3作を集めてボックスセットを発売すると発表した。限定版の予約が開始している。

この日のライブは、7月7日発売のロッキング・オンでもレポートする予定です。



ロッキング・オン最新号(2022年7月号)のご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より。


中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事