『トイ・ストーリー3』に全米批評家ほぼ100点!だが……。

『トイ・ストーリー3』に全米批評家ほぼ100点!だが……。

カット最新号でも大特集のピクサー映画『トイ・ストーリー3』が本日アメリカでも公開となりました!ようやくこの夏の救世主登場に大変盛上がっております。が、事件が……。


全米批評家の批評を平均点で出すサイトがあるのですが、昨日までそれが100点だったんです!
http://www.rottentomatoes.com/m/toy_story_3/


しかし、みんな「まだNY PRESSのARMOND WHITEがレビューを出してないからわからない……」とドキドキして待っていたのです。実はこのWHITEと言う人、『カールじいさんの空飛ぶ家』に初の悪い批評を書いたことでも有名なややこしい批評家。なので、みんな固唾を飲んで見守っていたのです。そして、朝起きたら、がーーーーーーん。やっぱり酷い批評を書いたんです!!「退屈なゲーム」と。さらにそれに便乗してか何だか知らないけど、もうひとり悪い評を書いた奴がいて、142人が絶賛で、2人酷評。結果、99点になってしまいました……アメリカ中が、しょぼーーーーん。


これまでに100点満点を獲った作品は2本しかなくて、『トイ・ストーリー2』と、『MAN ON WIRE』だったんです。だからみんな『2』、『3』と100点だ!とアメリカのサッカー・チームの勝利よりも楽しみに待っていたのです。それなのに……。


まあ、そんな偏屈じじいがなんと言おうと本当に素晴らしい映画だから関係ないのですが、なんだか汚された気分で、みんな激怒しているのです。
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする