ジョージ・マイケルが亡くなった

ワム!として一世を風靡し、解散後はソロ活動を続けていたジョージ・マイケルが亡くなった。享年53。
本当に早すぎる……。

誰もが心を躍るポップなサウンドにのせて、失われた愛への深い痛みが描かれる歌――
英国ブルー・アイド・ソウルのポップな体現者だった彼の歌は、意識するしないにかかわらず誰もが一度は聴いたことがあるはずだ。
今年日本でも公開されたマーヴェル・コミック映画『デッドプール』(主人公がワム!の大ファン)を観て、“ケアレス・ウィスパー”がまた耳から離れなくなった、という声もしばしば聞いた。

80年代は、カセット・テープのCMに出演したり、“ケアレス・ウィスパー”を西城秀樹と郷ひろみが同時にカヴァーしたり、日本人にとっても馴染み深い存在だった。

今回アダム・ランバートが努めたクイーンのヴォーカリストとして、マイケル・ジャクソンとともに彼の名前があがっていたこともある。
個人的にはクイーンのフレディ・マーキュリー追悼コンサートで“サムバディ・トゥ・ラブ”を熱唱した姿は忘れられない。
https://www.youtube.com/watch?v=UvM2Cmi-YRU

死因は発表されていないが、安からに自宅で亡くなったとのこと。

公私ともに話題のつきないアーティストだったが、彼の歌声は、多くのヒット曲とともに、ずっと私たちの胸に残るだろう。

ご冥福をお祈りいたします。(井上貴子)
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