Kyte電話取材

Kyte電話取材

先日、Kyte(カイト)の電話取材をした。セルフタイトルのデビュー作も素晴らしい1枚だったが、4月発売の『Science For The Living』が力作だ。エレクトロニック・ビートが採り入れられたり、音のレイヤーも厚くなったり、と、格段にステップアップしている。シガー・ロスを引き合いに出されたり、「ニューゲイザー」なんて呼ばれたりもしているが、そういう括りを必要としていないのだ。

彼らが創り出そうとしている「どこにもない場所」を、より自分たちだけの場所として築き上げつつ、聴いているこちらには、もっと辿り着けそうな場所にしてしまっているところが感動的だ。

そしてその、ユートピアを創り出すんだという、繊細ながらも力強い「宣言」のようなものを、Vo&ソングライターのニックは語ってくれた。そして電話を切るとき、「レスター(※彼らの拠点)まではるばる、電話ありがとね」と挨拶したのだった。

明後日発売号でも、インタビューに先駆けて素敵なフォトとともに記事が掲載されているので、ぜひお手にとってみてください。

上の写真は、発売中の最新EP。ここからの楽曲はアルバムにも収録される予定。(羽鳥)
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