ザ・ビートルズ特集、リリース直後のスペシャル・エディションを聴きながら、『リボルバー』に注がれた創造性のすべてを紐解く ―― 1966年当時の超レアインタビュー&ライター徹底対談

ザ・ビートルズ特集、リリース直後のスペシャル・エディションを聴きながら、『リボルバー』に注がれた創造性のすべてを紐解く ―― 1966年当時の超レアインタビュー&ライター徹底対談 - rockin'on 2022年12月号 中面rockin'on 2022年12月号 中面

現在発売中のロッキング・オン12月号では、ザ・ビートルズ『リボルバー』をめぐる1966年当時の超レアインタビュー、そして10/28にリリースされた同作のスペシャル・エディションを語るライター徹底対談で構成した特集を掲載!

以下、本インタビューの冒頭部分より。



「ポールと僕はものすごく頑張ったね、とにかく全て完璧に仕上げたかった。
『ラバー・ソウル』ではテクニック面で大いに発見があって、いろんなものがはっきり見えてきた。
そこから『リボルバー』に進んでいけたんだ」(ジョン)


これは本物だ。本物のザ・ビートルズだ。私が生身の彼らを見るのは今回が初めてであり、だから先週土曜の朝、メトロポリタン空港に飛行機が到着した時、スーパーマンみたいな人たちが現れるのではないかとすら想像していた。

なぜならば、なんといっても、このたった4年間でポップミュージックをすっかり塗り替えてしまったグループではないか。ポップミュージックが意味を持ち得ると、その作り手は知的で才能に溢れるアーティストたり得ると、世間に証明して見せたのが彼らなのだ。

そしていよいよ彼らが姿を見せた。にこやかな微笑を浮かべ、(長期間のワールドツアーに)ちょっと疲れた様子の4人が、タラップを降りてくる。

ジョンはカジュアルな服装で、メタルフレームに黄色いレンズのサングラスをかけていた。ポールは黒のスラックスに派手なイチゴ色のジャケット。ジョージは全身黒ずくめで、リンゴはブルージーンズに黄色のプリントシャツを合わせている(あとでポールは、私が「ペイズリー」と書いたのを見て、「ペイズリーじゃないな」と言った。「あれはなんて言うんだろうね? 花柄? アールヌーボーはどう?」)。
(以下、本誌記事へ続く)



ザ・ビートルズ『リボルバー』特集の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』12月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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