今日はアストロホールでフォールズ。
傑作『トータル・ライフ・フォーエヴァー』を引っさげての
一夜かぎりのプレミア・ギグだったわけだけれど、
『トータル・ライフ〜』の世界観をライヴで再現するというよりは、
フェス・シーズンに向けての試運転、といった趣で、
新作からの曲はほぼ半分の5曲。しかも“ディス・オリエント”やらなかった。
“スパニッシュ・サハラ”もビートが効いた感じのライヴ仕様で、
“カシアス”や“レッド・ソックス・プジー”みたいな曲と
新作の曲をどうすり合わせていくか、
みたいなところが主眼だったような気がする。
あるいは、『トータル・ライフ・フォーエヴァー』を咀嚼して
ライヴの場にフィードバックしていくには、もう少し時間が必要なのかも。
とはいえ、
アンバランスで神経質気味で暴走気味なリズム感は
相変わらずで、しかも演奏自体は間違いなくタフになっていた。
たぶんフジ・ロックではもっとすごいことになっているはず。(小川)