くるりの新曲はいい曲、そして新鮮だ

くるりの新曲はいい曲、そして新鮮だ
くるりのニューシングル「その線は水平線」、かなりの手応え。

同じ曲のバージョン1とバージョン2が収録されていて、ドラマーが屋敷豪太(!)とクリフ・アーモンドがそれぞれ叩いていて、ギターの音色も全体の音像もそれぞれ異なっていて、とっても意味のあるバージョン違いになっている。
贅沢!!

ミディアムスローのグルーヴでトーンはゴリゴリのロックという、最近なかった(というかこの感じは実はこれまでもなかったのではないか?)狙い所が憎い。
最近のくるりの、「今」に最適化された低脂肪・高タンパクな音像ではなくて、動きはゆっくりなのに脇やら胸やらにじっとり汗をかきながら顔を歪めてエレキを弾いているようなコッテリ感をあえてド真ん中にもってきた「ROCK」曲である。
かっこいいと思う。

発表されたツアー、3箇所で気鋭の若手ドラマー・石若駿が叩くのも個人的には大注目。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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