『銀河』
版が小さめで紙が厚めだからページを開くのに少し力を込めるのが快感で、そしてめくっていくうちに本の背がガクンと折れるのも快感で、見終わったらもう見古して何ヶ月か経った感じに撓れてささくれているのもいい感じ。
佐内くんがよく撮っていた90年代のサイズが小さかった頃のJAPANの感触が蘇ってくる感じもある。
中村一義や清志郎のその頃の写真も入っているし、エレカシの「夢を追う旅人」の写真も入っている。
僕らが普通に日常と呼んでいるものの中に佐内くんが見ているものが凄すぎて、脳みそのでんぐり返しが止まらなくなるみたいな快感。
あいかわらず、佐内くんの写真は凄いな。
https://taisyo.thebase.in/items/10232089
