待望のニューアルバム『カッツ&ブルーゼス』を、2月にリリースしたインヘイラー。
全英2位、地元アイルランドは1位とまたしても好成績を叩き出した今作は、彼らがギターロックバンドである自分たちのポップネスを真正面から自覚したアルバムであり、方向性を迷いがちな2作目らしからぬフォーカスの絞り込まれ具合が痛快な一作だ。
ロッキング・オン最新号のインタビューでは、その自覚に至るまでの過程や掲げた目標、ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ: Get Back』がインヘイラーにもたらした勇気、アークティック・モンキーズとツアーを回った経験から受けたインスピレーションetc.、様々なトピックについて、メンバー全員参加で語ってくれている。
8月にはサマーソニックで3年ぶりの来日も決定。前回はパンデミックが欧米で拡大する直前(2020年2月)の滑り込み初来日だったこともあり、彼らにとってもファンにとっても、ポストコロナを実感できる夏になりそうだ。
ちなみに3年前は「リバプール出身のツアマネのあとを、ただついて回っていたのを後悔している(ロバート)」ので、「今回はちゃんと調べて、田舎にも行って猿を見たい(イライジャ)」そう。お待ちしています!(粉川しの)
インヘイラーのインタビューは3月7日(火)発売のロッキング・オン4月号に掲載します。