去る8月にリリースされた最新アルバム『ロール・ウィズ・ザ・パンチズ』が好評なブライアン・アダムス。これは彼にとって17枚目のオリジナル作品であると同時に、彼自身が設立したバッド・レコーズからの第1弾アルバムにあたるものだ(日本での発売元はソニーミュージック)。来年1月には日本武道館での二夜公演を含む3年ぶりのジャパンツアーも決まっているが、11月7日発売のロッキング・オン12月号には、そんな彼の最新ロングインタビューを掲載。最新作の制作背景、彼自身の音楽人としての世情との付き合い方、自身のレーベルを立ち上げた経緯、日本を愛してやまない理由から、音楽と写真との関係性に至るまで、話題は多岐に及んでいる。
ご存知の読者もいるはずだが、彼にはフォトグラファーとしても20年以上に及ぶ活動歴と実績があり、さまざまなアパレルブランドの広告写真などのほか、ラムシュタインの『ツァイト』(2022年)をはじめいくつかのアーティストのジャケット写真を撮っていたりもする。若かりし頃の「白いTシャツにジーンズが似合う爽やかな兄貴」といったイメージをいまだに抱き続けている読者はもはやいないだろうが、この11月5日には66歳になるという彼の“今”に、是非この機会に触れてみて欲しい。(増田勇一)
ブライアン・アダムスの記事が掲載されるロッキング・オン12月号