歌詞の最後は《春になって》

WANIMA『春を待って』
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WANIMA 春を待って
2月25日に新型コロナウイルス感染拡大を抑制するためにライブの中止を決定。その日のうちにチームが集まり、今回のアイディアを共有。レコーディングは福井公演を行うはずだった2月29日からスタート。そして3月12日、この“春を待って”を緊急配信。――このスピード感! 「時代」と「インディペンデント」のスピリッツを活かした、WANIMAらしいアクションだ。彼らはピンチにおいても前を向くということ、彼らが歌い鳴らしてきた気持ちは本物だったということが、広く伝わっただろう。

もともとは「COMINATCHA!! TOUR 2019-2020 ~アリーナ編~」で披露され始めていた楽曲。社会が現在の状況になる前に生まれていたにもかかわらず、季節感だけではない「今」を重ね合わせることができる。胸のすくような疾走感、ともに歌えるメロディ、《長く暗いトンネルの向こう側で/ずっと変わらず待っていたから/どんな時も悪くないと思えたんだよ》という、無責任な明るさではない説得力がある歌詞。ストレートなジャケットの表現も秀逸。温かい心と音楽の力の熱源になるはずだ。(高橋美穂)
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