エモーショナルとはこのこと

Karin.『君が生きる街 - ep』
発売中
EP
Karin. 君が生きる街 - ep
今年2月に2ndアルバム『メランコリックモラトリアム』をリリースしたばかりのシンガーソングライター、Karin.が、早くも新作EPを配信リリース。自身の思いをストレートに歌に映し込むように歌う、その力強さと、だからこその繊細さがKarin.の歌声の魅力だ。いろいろなことに傷つきながらも、自身の感情に向き合い、それを歌にする。その鮮烈な表現に、聴き手の心も揺さぶられる。その「共振」を、より自覚するようになったのが今作ではないかと思う。自身のことを歌いながら、では、Karin.が歌うということはどういうことなのか。なんのために歌うのか。その答えを、彼女はまた傷つきながらも探していく、そのドキュメントのような作品だなと思う。“はないちもんめ”で《生きていればどうにかなるから/そのままの言葉を愛して》と、思いをさらけ出すように歌い、“痛みがわかれば”では《私の言葉が誰かの必要な命になる》と、その「歌」が自分自身のためだけのものではなくなる瞬間を思う。この春に高校を卒業し、これからまた新たなステージへと向かう彼女の「リアル」を追い続けていきたい。(杉浦美恵)

公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする