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2024年の夏、“JO-DEKI”のリリースとともに第二章の幕開けを宣言。楽曲制作からMV、ジャケットのデザイン、ライブの構成などを含め、雫(Vo・G)のワンオペ状態だったそれまでの活動体制が大きく変わり、メンバー各々が役割を担うようになったポジティブな効果は、約3年3ヶ月ぶりのフルアルバムとなる本作にも強く表れている。「踊れるアルバム」をテーマに掲げ、メンバー個々の卓越したプレイヤビリティがさらに炸裂。高難度なフレーズを自在に融合させながら、爆発的なポップネスへと結びつけるこのバンドのメカニズムが驚くほどの進化を遂げているのだ。それを象徴しているのが“キラーレコード”。踊れて、派手で、ちょっとダークで、メロがとにかくキャッチーという黄金比を更新したこの曲は、既にライブでも圧倒的な熱狂を生み出している。いろいろあったね……とシミジミするのではなくここからブチかましていくよ!と気合いを感じる『逆鱗』というタイトルも最高。ポルカの絶頂期の始まりを告げる、会心の一枚だ。(森朋之)(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年2月号より)
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