『ROCKIN'ON JAPAN』がお届けする最新邦楽プレイリストはこちら
《ねぇ消えないで》──何度も響くその言葉に、胸の奥に残る忘れたくない記憶や取り戻せない過去が呼び起こされた。2度目のタッグとなるJonas Blueを迎えた“Missing”は、戻れないと知りながらも、大切な人との記憶を繋ぎ止めようとするラブソング。《愛した君が消えなくて》《思い出だけは置いていって》という過去にすがる詞とは対照に、アコースティックギターの儚い響きから始まるサウンドが次第に高揚感を帯びていくダンスポップだ。爽快に駆け抜けるビートと、胸が締めつけられる切ない歌声が、未練や後悔を包み込み、続く未来にそっと寄り添う。カップリングは、RYUHEIが作詞に参加した“Why, Why”とSHUNTOのソロ曲“Want it”。描かれているのは、理性に抗って感情や欲望に溺れる愛、そして一目惚れから始まる危うさも漂う衝動的な愛。3曲3様のラブソングに、さらに研ぎ澄まされた繊細で濃密な表現が息づいていた。多彩な感情を音楽に刻みながらステップアップしていくBE:FIRSTを、1秒も見逃せない。(哲翁まどか)(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年8月号より)
『ROCKIN'ON JAPAN』8月号のご購入はこちら
*書店にてお取り寄せいただくことも可能です。
ネット書店に在庫がない場合は、お近くの書店までお問い合わせください。