名曲の嵐

Superfly『Box Emotions』
2009年09月02日発売
ALBUM
Superfly Box Emotions
聴く程に大好きになる越智志帆の歌声。シングルでもキャアキャア興奮させられていたのだが、この2ndアルバムで全13曲を一気に聴くというのは、ヤバい体験だった。ちょっと詳しい人ならば、Superflyの音楽性の基盤にあるものは、60年代末頃〜70年代初頭のロックであることが分かるはずだが、このイキイキとした音を聴いて懐古趣味やらイミテーションやらと表現出来る人が一体いるのだろうか? サウンドメイキングでモダンな味付けを粋に施しているのも刺激的な聴き心地を生んでいる要素だが、それと同時に重要なのは、やはり越智志帆の歌声だ。情感とパンチ力を兼ね備え、常に等しくソウルフルでブルージーに突き抜けるのが彼女の歌声。魂を震わせて発する音=ソウル、ブルースに、新しいも古いもあるはずがない。現在抱えている想いをありのままにスパークさせている彼女の歌は、リアルそのもの以外になりようがないのだ。そんな歌声が迫り来るSuperflyが、フレッシュなのは当然のこと。シングル曲が5曲も入っているし、他の曲も超ハイクオリティだし、隙の全くない1枚だ。(田中大)
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