ジュリアン・カサブランカス、ソロ新作はストロークスの1stと2ndの続編だと語る

ジュリアン・カサブランカス、ソロ新作はストロークスの1stと2ndの続編だと語る - ジュリアン・カサブランカス+ザ・ヴォイズ『ティラニー』10月15日発売ジュリアン・カサブランカス+ザ・ヴォイズ『ティラニー』10月15日発売

ザ・ヴォイズを率いてのセカンド・ソロ作『ティラニー』を10月15日にリリースするジュリアン・カサブランカスは新作についてザ・ストロークスのファースト・アルバムとセカンドの自然な延長線にあると語っていて、それに対してストロークスのサード『ファースト・インプレッションズ・オブ・アース』は内容的に「ちょっと単純すぎた」と語っている。

ニュース・サイトのザ・デイリー・ビーストの取材を受けたジュリアンは最近のストロークスの作品はあまりにもファンの求めそうな内容のままになっているのではないかという問いに反論しているが、ただ、納得のいかない作品もあることは次のように認めている。

「ぼくとしてはここ数作のストロークスのアルバムは現場の空気や仕事の流れという意味で風通しを良くするための試みだと思っていて、みんなでコラボレーションをやっていること、みんなが満足していることを確認して、ポジティヴでクリエイティヴな場になっていることを確認するものになってるんだよ。音楽的な方向性とかはまだぼくが指揮しているというか、そんな感じなんだけど、間違いなくほかのみんなに話し合いに参加してもらってるんだ。ただ譲ってもらうっていうんじゃなくてね」

「ぼくにとってはちょっと妙な感じなんだけど、ストロークスの最初の2枚と今度のヴォイズの作品とに繋がりを感じるんだよ。ストロークスのファーストはぼくとしては自分の望んでいた通りの形になって、セカンドも『イズ・ディス・イット』のパート2というものになったからね。でも、『イズ・ディス・イット』のフェーズが終わってから以降は、音楽的にちょっと簡単すぎかなあと感じてるんだ。外野からいろいろ聞こえてくることの混乱とそれとバンドの中やぼく自身が経験していたごたごたのせいで、いろんなことが脇道にそれちゃった感じがあるんだよ。だから、明確さや視野という意味ではヴォイズとのアルバムは『ルーム・オン・ファイア』の続きだと言えるんだよ」

ジュリアンはヴォイズを引き連れて10月16日から北アメリカ・ツアーに乗り出し、その後、ヨーロッパ、オセアニアを回る予定になっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする