トム・ヨークのソロ新作、リリース準備にオックスフォード大学の院生らが協力していた

トム・ヨークのソロ新作、リリース準備にオックスフォード大学の院生らが協力していた

9月26日にセカンド・ソロ・アルバム『Tomorrow's Modern Boxes』を突如ビットトレントでリリースしたトム・ヨークだが、リリースに備えてオックスフォード大学のビジネス・スクールの大学院生らがトムのマネジメントに協力していたことが明らかになっている。

トムやレディオヘッドのマネジメントであるコートヤード・マネジメントに協力したのはサイード・ビジネス・スクールの大学院生らで、特に今回のビットトレントでのリリースに備えて、ユーザーの経験や対メディア戦略、収支の流れなどの分析を行ったという。さらにレディオヘッドの次回作のリリースに備えての調査も行ったというので、レディオヘッドの新作についてもこれまでにはない形でのリリースが予想されるかもしれないとビルボード誌が伝えている。コートヤード・マネジメントの広報は次のように説明している。

「データ解析やマーケティング戦略などについて修士論文に励んでいるみなさんからインプットを得ることができまして大変に勉強になりました。つぶさな洞察に富んだ資料を作成していただきました」

さらにオックスフォード大学側は次のように発表している。

「ファンやマーケットの解析を進め、新しいテクノロジーを結集させて従来のコンテンツ販売のメカニズムを塗り替えていくような新しいアイディアを生み出すために、大学院の学生のみなさんは自分たちが学んでいることをそのまま実践することができました」

なお、学生の一人フィル・バリーはトムとのプロジェクトについて「ぼくたち全員にとってとても触発されるものになりました」と語っている。

トムはオックスフォード近郊のアビントン出身で、自身が通っていた地元の男子校を通して、コリン・グリーンウッド、ジョニー・グリーンウッド、エド・オブライエン、フィル・セルウェイらと出会うことになった。メンバーはそれぞれにオックスフォードの外の大学に通うことになったが、デビューを果たすまで週末はオックスフォードでリハーサルとライヴを行い、活動を続けていた。

なお、今回のトムの新作『Tomorrow's Modern Boxes』の価格の6ドル(約643円)は90パーセントがアーティストに、10パーセントがビットトレントの取り分になるとビットトレントは発表していて、さらにこれまでに350万ダウンロードをすでに超えていることも明らかにしている。ただし、これは"A Brain in a Bottle"の音源とビデオを合わせての無料ダウンロード分とアルバムの有料ダウンロードの合算についての数字で、アルバムそのもののセールスについてはビットトレントでは数字は明らかにしないとこれまで発表してきている。

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