現在、バンドにとって最後のツアーとなるザ・ファイナル・ツアーを敢行していて、来年の2月に来日も決定しているモトリー・クルーだが、ヴィンス・ニールは過去の自分たちの行いについてまったく後悔していないと語っている。

音楽サイトのブラバーマウス・ネットの取材としてヴィンスに直撃インタヴューを行ったのはなんと現職のアメリカ陸軍ラッセル・トゥーフ軍曹。かつてのモトリー・クルーはセックス・ドラッグ・アンド・ロックンロールそのものというライフスタイルを貫いていたことで有名だが、そういう過去を後悔したことはあるかという問いにヴィンスは次のように語っている。

「ないよ、というのは俺たちが冒してきたいろんな過ちから俺たちは学んだからなんだ。そういう失敗を一つずつ摘み取っていけば、その先まで行ってしまうことはないからね。だから、確かに俺たちは頭のおかしい、バカなことをやってきたけど、そのおかげでそれよりはまともになっていったんだよ」

なお、バンドは今回のツアーを最後のものにするとして誓約書にもメンバー全員で署名しているが、ニッキー・シックスのその決意のほどを次のように語っていた。

「唯一、抜け道があるとするのなら、それは全員が誓約を破棄しようと賛成した時なんだ！
でも、どんなにお金を積まれても俺はもう二度とやらないよ。やったら最後、すごい勢いで卵をぶつけられてひどい騒ぎになるからね」