2001年にバンドの30周年を記念して再結成し、2011年までツアーを行っていたロキシー・ミュージックだが、その活動に再び終止符を打つことが明らかになった。
これはローリング・ストーン誌の取材でフィル・マンザネラが明らかにしたもので、彼はロキシー・ミュージックの今後の活動について次のように語っている。
「僕らはもうこれ以上一緒にステージに立つことはないだろうね。思うに、ロキシー・ミュージックの仕事は終わったんだ。2011年にツアーを止めた時、僕はアンディ(・マッケイ)と顔を見合わせて言ってたんだ、『僕たちの仕事は終わったな』と」
かねてよりブライアン・フェリーはロキシー・ミュージックの新曲を制作することに興味はないと語っており、バンドがツアーで昔の曲を中心にプレイしていたことも自然の成り行きだったとマンザネラは語っている。
「ファンにとっては残念なことに、バンドというのは新曲をライヴでやりたがるものなんだけどね。でもファンはいつだって昔の曲を聴きたいんだよ。昔の曲をライヴで聴いて、『昔ほどよくないよね』って言いたがるものなんだ」
なお、ロキシー・ミュージックは来年、ボックス・セットを含むアーカイヴ・リリースを予定しているという。