12月3日にニューアルバム『一つになれないなら、せめて二つだけでいよう』をリリースするクリープハイプ。11月29日発売の『ROCKIN’ON JAPAN』1月号では、同バンド初となる表紙巻頭で徹底特集を掲載している。
特集はメンバー4人全員による『一つになれないなら、せめて二つだけでいよう』全曲解説インタヴューと、尾崎世界観がバンドを始めた頃から現在までを語った「尾崎世界観 続・2万字インタヴュー」の2本立て。レコード会社移籍を経て新たなスタートを切った彼ら自身の思いと、尾崎がクリープハイプというバンドに託したものについて語られている必読のロング・インタヴューだ。
全曲解説インタヴューはメンバーから知られざるエピソードや普段あまり口にしないバンドやほかのメンバーへの思い、そしてそれぞれの楽曲が生まれた背景について詳細に語られており、アルバムをより理解するのに最適な内容。また、2度目となる尾崎の2万字インタヴューでは彼のバイト時代のエピソードやメンバーの変遷、そのときどきで彼自身が感じていたことが赤裸々に明かされており、こちらは改めて尾崎世界観にとってクリープハイプとは何なのかがはっきりと分かるものとなっている。その2万字インタヴューの中で尾崎は現在のクリープハイプを「(自分にとって)最後のバンド」だと思っていると発言、その思い入れの深さをあらわにしている。
表紙をはじめ、撮りおろし写真の撮影は11月上旬に関東近郊の海岸で敢行され、雨と波でずぶ濡れになりながら撮られた緊迫感と叙情感が溢れる写真の数々が彼らの貴重な表情を映し出している。他のどこでも見ることのできない、激レアなヴィジュアルも必見だ。