ジュリアン・カサブランカス、ザ・ストロークスでの活動停滞とその苦悩を語る

ジュリアン・カサブランカス、ザ・ストロークスでの活動停滞とその苦悩を語る

5月からフェスティヴァル出演などでライヴ活動を再開するザ・ストロークスだが、ジュリアン・カサブランカスはかねてから伝えられているバンドの新作制作について、自身が率いるザ・ヴォイズに言及しながら次のようにノイジー誌に語っている。

「ストロークスとして作曲に専念する作業をやってるのは、『カムダウン・マシーン』を出して以来初めてのことだよ。今はレコーディングのスケジュールを調整してるところなんだ。このバンドでもいいものを作れるように思うし、ぼくとしてはそれをやりたいんだ。もし出来ることなら、両方のバンドをやりたいんだけどね」

また、ジュリアンはサヴェージズのジェニー・ベスとのデュエットもレコーディングしていることを明らかにしているが、どういうプロジェクトとしての音源になるのかは明らかにしていない。

その一方でバンド内の人間関係は良好なものになっていると次のように語っている。

「つまり、こういうことなんだよ。人間関係は今は良好なんだ。ストロークスはぼくの人生そのものなんだ。ぼくにとってすべてであって、ぼくは自分のすべてをストロークスに注いできたんだよ。常に前に進めたかった旅だったんだけど、それができなくなってきて、それがすごく我慢できなかったんだよ」

さらにザ・ヴォイズ結成によってガス抜きができたとも次のように語っている。

「それでこれだけ時間がかかって、ぼくがそもそも一番最初にやろうとしたことを続けるために新しいバンドまで始めてしまいそうなところまでいったんだよね。なんかまるで、ぼくたちはこれまでで最高のチームだったのに、選手権で優勝する前にみんなお祝いを始めて練習もやめちゃったっていう感じだったんだ。それなのにまだプレーオフ戦に出なきゃならないっていう状態だったんだよ」

また、自分のアルコール癖も問題だったと明かしていて、酒をやめたことを次のように明らかにしている。

「飲み過ぎてたんだよ。記憶もはっきりしてないからね。全部しらふの状態でやり直せたらいいのにって思うよ。そうしたら、すべての出来事をじっくり味わえたのにって思うんだ」
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