ジャスティン・ビーバー、自分はJ・ティンバーレイクのような脱皮を潜っていると語る

ジャスティン・ビーバー『パーパス』11月13日(金)発売

8月にリリースされたニュー・シングル"ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?"に続くシングル"Sorry"を10月22日にリリースしたジャスティン・ビーバーだが、アイドルから現在の自身の活動への変遷をジャスティン・ティンバーレイクになぞらえて語っている。

ジャスティンは11月13日(金)に3年ぶりの新作『パーパス』をリリースするが、BBCラジオの番組に出演した彼は番組DJのニック・グリムショーに"ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?"でファンの年齢層が広がったように感じると指摘されると、自分がクリエイティヴな方向性をもっと握れるようになったからだと説明し、さらに次のようにジャスティン・ティンバーレイクを引き合いに出してみせている。

「ジャスティン・ティンバーレイクだってそうだったじゃん。ジャスティンはイン・シンクのメンバーで、イン・シンクはすごいサウンドを持ってたけど、でも、すごく若いものだったし、ティーンエイジャー向けのものだったんだよね」

「だけど、"セクシー・バック"とかの曲を作り始めて、変化をしてみせた時、自分が感じたりやりたがったりしてることについてのすごくユニークななにかを発見したんだろうなって思うんだ。だから、アーティストが自分のスタイルを育てていって、なにが好きでなにが好きじゃないかってわかってくるまで時間がかかるものなんだよ」

なお、新作『パーパス』のタイトルについては次のように語っている。

「アルバムは『パーパス(Purpose/目的)』と名付けたんだよ。そう名付けた理由は、しばらくの間、ぼくはなんか自分の目的がわからなくなってたように感じてたからなんだ。でも、またその目的をみつけたような気がするんだ。だから、そういうメッセージをいいたかっただけで、自分が本当の自分自身からものすごく離れちゃったような気がしても、なんか目的をみつからないような気がしても、あるいは目的がわからなくなっちゃったような気がしても、それとも目的を失くしちゃったような気がしても、どんなことがあっても目的をまたみつけることはできるんだよっていうね」

ジャスティンはこれまでもジャスティン・ティンバーレイクについて何度か言及していて、シングル"ボーイフレンド"をリリースした2012年には「ジャスティン・ティンバーレイクは若かったけど、しっかりやり遂げて、やってみたらものすごかったし、ものすごいサウンドも手に入れたんだよ」とMTVニュースに語っていた。

「だから、ジャスティンと自分が比較されても、腹が立つなんてことはないよね。音楽性はまるで逆方向に向かっているようには思うけど。でも、間違いなくとても尊敬するアーティストだよ」