ビリー・コーガン、スマッシング・パンプキンズはロックの殿堂入りして当然だと語る

ビリー・コーガン、スマッシング・パンプキンズはロックの殿堂入りして当然だと語る

昨年シングル・デビュー25周年を迎え、ロックンロール名誉の殿堂入りの資格を得ているスマッシング・パンプキンズだが、ビリー・コーガンは実力的にはパンプキンズはもう殿堂入りして当然だと語っている。

昨年殿堂入りが決定し、今年の4月に殿堂入りを果たすアーティストはスティーヴ・ミラー、ディープ・パープル、シカゴ、チープ・トリック、N.W.A.となっているが、パンプキンズはニルヴァーナやグリーン・デイなどのように資格確定初年度に殿堂入りを果たすことができなかった。しかし、ビリーは殿堂入りについてよくファンにも訊かれるとローリング・ストーン誌に語っていて、殿堂入りして当然だと思うと次のように説明している。

「実力主義でいうんだったら、ぼくのバンドは殿堂入りして当然だと思うし、というのも当時は最高峰のバンドのひとつだったし、今も人気は高いバンドとして活動を続けているからだよ。数字だけみていくと、来年でバンドは活動30年を迎えるし、その30年のうち、ぼくは25年このバンドで活動しているわけだから、それなりに説得力のある事実だと思うんだ」

ただ、ビリーとしては殿堂入りするアーティストの選考に偏りを感じるとも次のように語っている。

「ジャンルごと見過ごされることも多いし、30年前のことでなにか根に持たれて殿堂入りできない人とかもいるんだよね。あくまでも一ファンとして語っているだけのことだけど、特に影響力もなく、たいしてレコードが売れたわけでもないのに、ある時あるところでファンだった人の計らいで殿堂入りしている人もいるっていうことを考えると、あんまりまっとうな実力を量っている制度とはいえないんだよね。その一方で、ものすごく影響力のあった人が入ってなかったりもするわけで、それを問い詰めると『いや、いろいろあってさ……』っていう話しか出てこないんだよ」

また、仮にパンプキンズが殿堂入りを果たしたとしても、全盛期のラインナップのみが殿堂入りを許されることがほとんどなので、たとえば2012年に殿堂入りを果たしたガンズ・アンド・ローゼズの場合のように、スラッシュらオリジナル・メンバーの一部が式典に出席する一方で、ガンズとして現在も活躍しているアクセル・ローズらは出席しないといった事態も招きかねないと指摘されている。というのは、パンプキンズのオリジナル・メンバーのジェイムス・イハやダーシー・レッキーとビリーの関係は今もこじれたままになっているからだ。殿堂入りしてもビリーだけ出席しないということも考えられるのではという問いにビリーは次のように答えている。

「そういう質問には答えられないよ。たとえば、式典には出席するとこっちから事前に確約しても、結局殿堂入りさせてもらうのがその17年後になってぼくがもう車椅子でしか動けないようなことになってたらどうなるのかとか、そんなのはわからないことだから」

なお、今年の殿堂入り候補で選考から洩れたアーティストは、イエス、ザ・カーズ、ジャネット・ジャクソン、ザ・スピナーズ、チャカ・カーン、シック、ザ・JBズ、ナイン・インチ・ネイルズ、ザ・スミス、ロス・ロボスで、パンプキンズは最終候補には挙がっていなかった。

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