キュウソネコカミ、渾身の幕張ワンマン!史上最大のやりたい放題空間、その全てをレポ!

  • キュウソネコカミ、渾身の幕張ワンマン!史上最大のやりたい放題空間、その全てをレポ! - pic by Viola Kam (V'z Twinkle Photography) 

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  • キュウソネコカミ、渾身の幕張ワンマン!史上最大のやりたい放題空間、その全てをレポ! - pic by 丹部美咲

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2016年3月19日~20日の2日間、キュウソネコカミによるワンマンライヴ「DMCC REAL ONEMAN TOUR –EXTRA!!!–」の幕張メッセ・イベントホール公演が行われた。RO69では、この2日目・2016年3月20日の模様をライヴ写真とレポートでお届けする。

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「DMCC REAL ONEMAN TOUR –EXTRA!!!–」、インテックス大阪2デイズと幕張メッセ・イベントホール2デイズの最終日。言うまでもなくキュウソのワンマンでは最大キャパ、しかも2デイズというのは、今のこのバンドの勢いであってもさすがに埋まらないことを想定しつつ、あえて切ったのだろうが、ライヴ中盤のヨコタ シンノスケ(Ke・/Vo)のMCによると「2日で9000人ぐらい」だそうなので、1日では全然収まらない数の人が集結したことになる。
キュウソライヴ制作担当のATフィールド・青木さん(自称「P青木」)とネズミくんがアニメで前説した後、黒スーツにタレサン姿の5人がステージに向かうモノクロ映像に続いて“ウィーワーインディーズバンド!!”でライヴはスタートした。

“伝統芸能”では軽部アナが登場し口上を披露、「Zeppでできなかったあの曲を聴いてください」(2月8日のZepp Tokyoでシンノスケの機材トラブルが起き、この曲ができなかったのでした。詳しくはこちら http://ro69.jp/live/detail/138612)という言葉から演奏された“春になっても”では桜吹雪が降り注ぐ、“シャチクズ”でレーザー光線が飛ぶ、“Scary Song”では映像内でヤマサキ セイヤ(Vo・G)がさらわれてジェイソンみたいな男に殺されそうになり、そのジェイソンがステージに現れ、それをチンパンジーのバケモノになったセイヤが退治する(って書いてはみたがわけわからないですねこれ)、“記憶にございません”ではナース姿のSHISHAMO・宮崎朝子がビジョンに登場して(歌詞内の)「嘘つき」というセリフを言う、などなどの演出、多々あり。
恒例のヤマサキ セイヤ「ダイブしていいのは俺だけ」タイムも、いつもよりもしつこくたっぷりと決行。1回目は「今からミラーボールの下あたりまで行きたい!」とオーディエンスに運ばれて行き、ミラーボール下を通過してAブロックの後ろまで到達、と思ったらスタッフたちにBブロックに投げ込まれてそのままアリーナの最後方まで運ばれていった。みんな大笑い。2回目は、ギターを弾きながらステージを駆け下り、姿を消したと思ったら2Fスタンドに現れてそのまま歌いながらスタンド1周。3回目はアンコールの“お願いシェンロン”でおなじみの「筋斗雲」と書かれた黄色いボードを2枚使ってオーディエンスの上を進んでいくあれをやったが、この日はボード以外に、本物の……ってことはないけど、ちゃんと筋斗雲の形をした乗り物も登場した。
「ねごとだけ大阪と東京両方に花を出してくれた。女の子やん? 気があるんかな、勘違いするやん。ねごとを意識してしまう」という話、「昨日ホテルを出ていきなりステーキ食いに行ったら、キュウソTシャツ着たファンにタクロウ(カワクボ タクロウ/B)は気付かれたのに自分は全然気付かれなくて、しまいにはこっちからファンに『おお!』って声をかけてしまった」という自虐ネタや、「お客さんがいない時代を乗り越えてきたので、ひとりのお客さんもなくしたくないという気持ちが強いんです!」と本音炸裂、などなど、MCも絶好調。
アンコールは新曲に続いて前述の“お願いシェンロン”でオーディエンスの海の中央でかめはめ波を放ちまくったあと、メンバー5人で2台のワゴンに乗って手を振りながらフロアを1周。で、終わるかと思ったらさらに追加で“ハッピーポンコツ”をプレイ、まさにハッピーな空気でメッセイベントホールを満たし、終了となった。

全27曲、ぴったり3時間。何度も何度も腹筋が痛むほど笑わされたし、解散してしまった友達のバンドに捧げる曲“Noise and milk”(3月17日のライヴをもって解散した)が歌われた時は神妙な気持ちになったし、中盤の“春になっても”“シャチクズ”“フラッシュバック”“何も無い休日”のシリアス曲ゾーンではその重たさを共有したし……つまり、喜怒哀楽すべてにおいていちいち身につまされまくる、だから感情を振り回されまくる、まさにキュウソネコカミの最大値、これ以上なし、出し惜しみゼロなステージだった。
そして。何よりよかったのが、そういうステージだったにもかかわらず、「ここまで来てしまって次はどうするんだろう?」みたいなデッドエンド感がゼロだったこと。まだまだやれることもやりたいこともやらねばならぬこともたくさんある、このバンドには。そういうストイックさを常に感じる、ハングリーで、ギラギラしていて、「まだなんにもやってねえ」感に貫かれたライヴだった。

それから。Zeppでもやっていた“こみゅカ”という新曲(「自称コミュ障が一番ださい」と歌うサビ)、アンコールでやった、歌詞を4回書き直したという新曲(“俺は地球”とかそういうタイトルになるっぽい)。どちらも、とてもよかった。いずれ音源になる(よね?)のが楽しみです。
(兵庫慎司)

●セットリスト

01. ウィーワーインディーズバンド!!
02. 良いDJ
03. KMDT25
04. サブカル女子
05. 空芯菜
06. 伝統芸能
07. 適度に武士道、サムライBOYS。
08. ビーフ or チキン
09. GALAXY
10. 泣くな親父
11. Noise and milk
12. 春になっても
13. シャチクズ
14. フラッシュバック
15. 何も無い休日
16. こみゅカ(新曲)
17. Scary Song
18. 記憶にございません
19. たまにいるタラシくん
20. ビビった
21. ファントムヴァイブレーション
22. NEKOSAMA
23. DQNなりたい、40代で死にたい
24. MEGA SHAKE IT!
(encore)
25. 新曲
26. お願いシェンロン
27. ハッピーポンコツ

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