平井堅、クリスマスイヴの「Ken's Bar」を完全放送「“これから”天才を目指します」
2016.03.26 21:15
2015年にデビュー20周年を迎えた平井堅が昨年12月24日に神奈川・横浜アリーナで開催したクリスマスコンサート「Ken Hirai 20th Anniversary Ken's Bar X'mas Special !!」が、全曲ノーカットで2016年3月27日(日)21:00〜にWOWOWで独占放送されることが決定した。
「Ken's Bar」は平井のライフワークであり、ピアノなどの演奏とともに歌を聴かせるアコースティックライブ。当日、アリーナのフロアには円形テーブルが数十個配置され、観客が座ってお酒や食事を楽しめるスタイルとなっていた。スタンド席も3階席までファンが埋め尽くした中、黒いタキシード姿の平井がアリーナ後方から登場した。フロアのセンターにセットされた可動式のサブステージに上がると、グランドピアノを弾きながら「Ken’s Bar」のテーマソングでもある“even if”を披露。テーブル席の合間をぬってレッドカーペットをステージに向かって歩き、クリスマスツリーが飾られたメインステージへと移った。
「Ken’s Barへようこそ。今夜は熱く盛り上がりましょう。メロメロにしてやるからな、横浜アリーナBoys & Girls!」と平井は宣言し、クリスマスソングやラブバラードをこだわりのアレンジで披露していく。伴奏はピアノとアコースティックギターのみのシンプルな編成がメインで、ときにウッドベースやパーカッションも入れてステージを展開した。
休憩後の第2部では、代表曲“瞳をとじて”のほか、「Ken's Bar」の醍醐味でもある初披露のカバー曲としてORIGINAL LOVEの“朝日のあたる道”などを歌唱。ライヴ終盤は“ソレデモシタイ”“KISS OF LIFE”などを連発し、最後のMCでは「2015年はライブざんまいで、歌手冥利(みょうり)に尽きる1年でした。2016年も20周年のスペシャルはまだまだ続きます。これからも年を重ねる喜びとさびしさ、その両方を歌に乗せていきたい。子供の頃に思っていたような天才にはなれなかったけれど、みなさんの心に寄り添える歌手でいる覚悟はできています」と語った。
本編ラストは“POP STAR”。ファンはテーブル席も含め総立ちになり大歓声が巻き起こった。アンコールでは「さっきのMCはちょっと自虐的でした(笑)。“これから”天才を目指します」と明るく前言撤回。そして、オープニング曲“even if”の続きでもあり、現在「Ken’s Bar」でしか聴けない“half of me”を熱唱した。
なお、当日のライヴ映像で作成されたプロモーション映像が、番組公式サイトにて2016年3月27日(日)までの期間限定で公開されている。
http://www.wowow.co.jp/music/hiraiken/
番組の詳細は以下の通り。
●番組情報
平井堅 20th Anniversary Ken's Bar X'mas Special !!
2016年3月27日(日)夜9:00 [WOWOWライブ]
収録日:2015年12月24日
収録場所:神奈川 横浜アリーナ
番組特設サイト http://www.wowow.co.jp/music/hiraiken/
<放送予定楽曲>
even if
Have Yourself A Merry Little Christmas
愛にこだわれ
キミはともだち
グロテスク
Thinking Out Loud
ON AIR
センチメンタル
瞳をとじて
いっそセレナーデ
朝日のあたる道
君の好きなとこ
ソレデモシタイ
KISS OF LIFE
POP STAR
Love Love Love
half of me