今月16日、なんばHatchにてビクターエンタテインメント内のレーベルGetting Better Recordsが主催するイベント「MUSIC TAGS vol.4 ～カロリー高め！東西ガチモリ燃焼系ナイト～」が開催された。

オープニングアクトはIvy to Fraudulent Game。ブルーのライトに染まったステージにメンバーたちが登場し、“dulcet”でライブがスタート。“青写真”、“アイドル”をプレイしたのち、寺口宣明（G/Vo）は「素晴らしいものには喝采を。気に食わないものには中指を。まだまだ旅の途中。まだまだ青二才」というMCを挟み、ラストには“青二才”を披露した。

続いては夜の本気ダンスが登場。「踊れる準備はできてますか？」と米田貴紀（Vo・G）が観客に問いかけて、“WHERE”がスタートした。2曲目の“By My Side”を経て披露された鈴鹿秋斗（Dr）によるMCでは、前回の「MUSIC TAGS」で憧れのバンドORANGE RANGEと共演した思い出に触れた後、メジャーデビューしてからご飯を食べる牛丼屋やファミレスのグレードが若干上がったという地味なサクセスストーリーを語った。その後、“escape with you”、そして「最後まで本気ダンスできますか？ いや、違うな。クレイジーにダンスできますか？」という米田の言葉に続いてラストは“Crazy Dancer”が演奏された。

四星球のステージは、モリス（Dr）が肌色の下着を穿いて登場し、法被＋白いブリーフという恰好の北島康雄（シンガー）、U太（B）、まさやん（G）が慌てるという寸劇からスタート。“Mr.Cosmo”のあとに演奏された“四星球十五年史～上巻～”では、曲の途中で突然まさやんの卒業セレモニーとなり、後任ギタリストとして夜の本気ダンスの鈴鹿が法被＋ブリーフ姿で登場した。そして、「俺たちは音楽を作るためにビクターと契約したわけじゃない。時代を作るために契約しました！」という北島の言葉と共に“オモローネバーノウズ”が披露された。

この日のトリはROTTENGRAFFTY。“世界の終わり”を皮切りに“This world”、“So…Start”を披露した。その後、来月に幕張メッセ国際展示場で行われる「ビクターロック祭り～2017～」に出演できないことに触れたNOBUYA（Vo）が、「ここを幕張メッセに変えませんか？」と言い“D.A.N.C.E.”をプレイ。合唱を起こした“アンスキニー・バップ”と“金色グラフティー”で本編は終了した。

アンコールでは“Bubble Bobble Bowl”が演奏され、途中から四星球、夜の本気ダンス、Ivy to Fraudulent Gameのメンバーたちも合流。四星球のモリスがドラムを叩いたり、まさやんがバック宙をさせられたり、夜の本気ダンスの4人がクラウドサーフをして観客の頭上を漂ったりといったパフォーマンスが披露された。そして、出演バンドたちの私物がもらえる「ガチモリお宝抽選会」と記念撮影が行われ、イベントは幕を閉じた。