カート・コバーン生誕50周年記念、英国の電波メディアで最もオンエアされたニルヴァーナの楽曲が明らかに


カート・コバーンにとって50回目の誕生日となる今年2月20日に、その50周年を記念して英国のテレビとラジオで最もオンエアされたニルヴァーナの楽曲上位20曲が発表になった。

これはミュージック・ライセンスとパフォーマンス・ライツを管理する英会社「PPL(Phonographic Performance Limited)」が統計をもとに明らかにしたもので、1位は“Smells Like Teen Spirit”だった。

2位、3位は“Come As You Are”、“Lithium”と『ネヴァーマインド』(1991)の楽曲が続き、4位に『イン・ユーテロ』(1993)収録の“Heart-Shaped Box”がエントリーした。また、6位にはデヴィッド・ボウイのカバーで『MTV・アンプラグド・イン・ニューヨーク』(1994)にも収録されている“The Man Who Sold The World”がエントリーしている。

20曲の全リストはこちらから。

1. Smells Like Teen Spirit (1991)
2. Come As You Are (1991)
3. Lithium (1991)
4. Heart-Shaped Box (1993)
5. In Bloom (1991)
6. The Man Who Sold The World (1993)
7. All Apologies (1993)
8. About A Girl (1989)
9. Aneurysm (1991)
10. On A Plan (1991)
11. Drain You (1991)
12. Stay Away (1991)
13. Breed (1991)
14. Love Buzz (1989)
15. Serve The Servants (1993)
16. Lounge Act (1991)
17. Something In The Way (1991)
18. Molly’s Lips (1990)
19. Dumb (1993)
20. Territorial Pissings (1991)

PPLのティム・シルヴァーは次のように語っている。

「カート・コバーンは1980年代後半から1990年代前半の音楽シーンにおいて最もヴィジョンを持った人物の一人でした。彼は世界中の数えきれないほどの若者たちに影響を与え、楽器を手に取らせ、彼らが自分たちの曲を書くきっかけになりました。彼が存命であれば50回目の誕生日を迎えていたこの日に、英テレビとラジオで最もオンエアされたニルヴァーナの楽曲20曲と共に彼を讃えることができて光栄です。このリストには多くの著名なナンバーがエントリーしていますが、中には1、2曲意外な曲も含まれています」