川谷絵音、1年ぶりに語る。ゲス乙女。、インディゴ、DADARAYを同時に動かし彼はどこへ向かうのか?

『ROCKIN'ON JAPAN』2017年8月号
発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』では川谷絵音に1年ぶりとなるロングインタビューを実施。ゲスの極み乙女。indigo la EndDADARAYと楽曲制作を手掛ける3バンドを同時に動かすその真意、創作の極意や量産を可能にしている川谷の中での各バンドの在り方、そして彼の「今」が語られている。その中から発言の一部をお届けする。


「今までは、なんか難しかったですね、生きるのが。今日も何もなく終わったなみたいな。その中に意味を見いだせないというか、虚無感みたいなものは常にあったので」

「歌詞を速く書けなかったら、たぶん俺は音楽やってないかもしれないですから。もしかしたら面倒臭いなってなっちゃうかもしれない」

「俺はクラゲみたいなもんで。その3バンドの中の海を漂って、ふらふら泳いで着いたところで曲を作って、また次のところに行くみたいな感じというか。基本的にはもうどこにもいないっていう感じです、俺は俺っていう」

「インディゴもゲスも、昔だったら絶対ここに行かないだろうっていうメロディになってるから。苦しかったから新しい発見もあった。だから結果論いいのかなっていうのもありますけどね」


川谷絵音はこれからどこへ向かうのか? 今後の活動に期待させられる必読のテキストだ。