「ビルボード」誌は2016年に最も稼いだアーティスト・ランキングを発表しているが、調査によるとビヨンセが1位に輝いている。
調査は作品のセールス、ストリーミング収入、楽曲の印税収入、ツアー収入の4項目を合算したものになっていて、昨年『レモネード』の発表と、同新作を携えての「フォーメーション・ワールド・ツアー」を敢行したビヨンセは群を抜いた6210万ドル(約69億5千万円)もの収益を上げ、圧倒的な差で1位を獲得することになった。
2位に輝いたのは2008年以降リリースのないガンズ・アンド・ローゼズで、スラッシュとダフ・マッケイガンが復帰した「ノット・イン・ディス・ライフタイム・ツアー」が爆発的な興行成績を上げているというもの。総収益は4230万ドル(約47億3700万円)だという。
3位にはブルース・スプリングスティーンがラインクインしている。ツアー興行成績ではガンズを上回っていたが、ストリーミング収益でガンズに後れを取ることになり、1年間の総収益は4220万ドル(約47億2600万円)となっている。
4位以下は10位まで、ドレイク、アデル、コールドプレイ、ジャスティン・ビーバー、カニエ・ウェスト、カントリー・アーティストのケニー・チェズニーが続いている。