ベック、新作のリリースが10月に決定! ニュー・アルバム『Colors』を自らが語る

ベック、新作のリリースが10月に決定! ニュー・アルバム『Colors』を自らが語る

かねてからニュー・アルバムの今年中のリリースが噂されていたベックだが、「ローリング・ストーン」のインタビューに答え、待望の新作について発言している。

「ローリング・ストーン」によると、リリースは今年の10月で、タイトルは『Colors』になるという。詳しい日程はまだ明らかになっていない。

ベックは『Colors』に関し、「このアルバムは1、2年前にはすでにリリースできる状態だったんだ。でも一度にいくつかのことをやろうとしているような、複雑な楽曲ばかりなんだよ。レトロでも、モダンでもない。すべてをちゃんとひとつにまとめて、ごちゃごちゃして聞こえないようにするのはとても大変だった」と明かしている。


また、本作のプロデューサーにはアデル、リアム・ギャラガー、ポール・マッカートニーの作品も手掛けているグレッグ・カースティンを迎えており、収録曲はロサンゼルスにあるカースティンのスタジオでレコーディングをしたのだという。

ベックとグレッグ・カースティンは楽器の演奏も自分たちで行っているといい、このことについてベックは「僕たち2人だけで何でも楽器ができちゃうから、他の人に手伝ってもらって、色々と説明してっていう工程を経なくて済むんだよ」と語っていたようだ。

グレッグ・カースティンはリアム・ギャラガーの新曲“Wall of Glass”でも、プロデュースに加えて楽器の演奏を行っている。

なお、「ローリング・ストーン」によると徹底的なアップビートでまとめられているという『Colors』は、妻マリッサ・リビシとの幸せな結婚生活が反映されたものなのだという。

2014年にリリースした『モーニング・フェイズ』から数えて約3年間の製作期間の間にツアーを行っていたベックは、9月にU2のサポートアクトも務める。メインストリームから外れた活動を楽しんでいるというベックは、「常に自分自身のことをしてたんだ。自由なパスポートを手に入れて、台風の目から離れて、どこでも出入りできるような感覚がどんどん強くなってるんだ。興味深いものだなと思うよ」と語っている。
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