スティーヴ・アルビニ、ニルヴァーナ『イン・ユーテロ』録音時使用マイクをオークションに


ニルヴァーナの3rdスタジオ・アルバム『イン・ユーテロ』のプロデューサーを務めたスティーヴ・アルビニが、所持していた『イン・ユーテロ』のレコーディングに使用されたマイク3本をオークションに出品することが明らかになった。

このオークションは1993年9月21日のリリースから24周年を記念し、現地時間9月21日から開始している。

Nirvana - Heart-Shaped Box

スティーヴ・アルビニは今回出品を決意した理由として、2013年にリリースされた同作の20周年記念盤に同梱されていた写真集にマイクが写っていたことを挙げ、「写真として公になったことで、このマイクは歴史的な意味合いを持つようになりました。このマイクが重要であり、影響力を持ち、価値のあるものとして扱われるようになったのであれば、スタジオから出してあげる必要があると感じたのです」と語っている。

さらに、アルビニは今回のマイクの出品についてデイヴ・グロールとクリス・ノヴォセリックに相談をしたのだと言い、その時のことについて以下のように明かしている。

「生きているニルヴァーナのメンバー、デイヴ・グロールに連絡をしたんです。私が連絡をした時、彼はパット・スメアとクリス・ノヴォセリックと一緒にいて、2人(デイヴとクリス)はすぐに、『売るべきだね』って答えてくれました」

同オークションは、オークション・サイトReverbにて9月30日まで行われている。