『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』最新フル予告編を「気になる8人」で読み解く

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』最新フル予告編を「気になる8人」で読み解く

日本時間の10月10日、待望の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の最新フル予告編が解禁となった。ディズニー&ルーカス・フィルムの発表によると、最初の24時間での閲覧数は、全世界で1億2000万件を超えたとのこと。前回のティーザー予告編(今年4月公開)からだいぶ時間が経っていたこともあり、新情報を待ちわびていた世界中のファンが一気に押し寄せている状況だ。

https://youtu.be/z9zxunCma0g

前回のティーザーとは違い、今回の予告編には多くの主要キャラクターが登場し、ストーリーに関するヒント(あるいは、意図的な引っかけ?)も盛りだくさんの内容となっている。が、その一方で、かなりスピーディ&トリッキーな編集のため、誰が何をしているのか、パッと見には把握しづらいシーンも多い。そこで、ここではわかりやすく、気になる「8人のキャラクター」ごとに情報を整理し、その注目ポイントを確認していこう。

(※なお、記事の性質上、この先の原稿には、シリーズ1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の物語に関する「重要なネタばれ」が鬼のように多数含まれます。くれぐれもご注意ください!)

1.カイロ・レン:父ハン・ソロを葬った今、次なる標的は?
前作『~フォースの覚醒』で、ハン・ソロ&レイアの息子であるという衝撃の事実が明かされたカイロ・レン(アダム・ドライバー)。今回の予告編は、新たに建設中の巨大兵器をカイロがガラス越しに見守る、象徴的なシーンで始まる。その後も出演シーンは続々と登場し、どうやら本作では、ダークサイドへ落ち、実の父親を抹殺したカイロの「次の一手」がじっくり描かれているようだ。ちなみに1:11のシーンで彼が操縦しているのは、今回が初お目見えとなる「TIEサイレンサー」(TIEファイターの新型モデル)である――旧3部作の醍醐味だった、スリリングな追撃アクション・シーンにも期待してよさそう!?


2.レイ:希望の少女、フォースの暗黒面に屈する!?
前作のラストでは、辺境の惑星にひっそり暮らしていたルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)をついに探し当てたレイ(デイジー・リドリー)。今回の予告編では、ルークとの厳しい修行を示唆するシーンが描かれているが、彼女の本気度に比べ、ルークはあまり乗り気じゃなさそう? 1作目では明かされなかった「彼女の両親が誰なのか問題」も気になるところだけど、今回の予告編でいちばんの爆弾は、ラストのシーン。この編集の流れだと、どうやらカイロ・レンからフォースの暗黒面への誘いを受けているようにも見えるのだけど……果たして、実際のストーリーは!?


3.ルーク:レイにも癒せない苦悩のワケは?
1作目『フォースの覚醒』のラストでは、まるで隠居僧のような衝撃の格好でわれわれの前に姿を現わしたルーク・スカイウォーカー。今回の物語では、レイにフォースを伝授する重要な役回りとなるはず!……なのだけど、予告編の前半のシーンを見るかぎり、その表情は冴えない。かつての弟子だったカイロ・レンがダークサイドに落ちてしまったことを、いまだに後悔しているようなセリフも……。その迷える姿には、かつての『帝国の逆襲』でのヨーダの面影もかぶる。そもそも、旧3部作の英雄であったはずのルークが、なぜこんな辺鄙な島でひっそり暮らしていたのか。今回の『最後のジェダイ』では、その驚きの秘密がついに明かされる……のか!?


4.レイア:最期へのカウントダウン――その前に彼女が伝えたいことは!?
ご存じのとおり、レイア役の女優キャリー・フィッシャーは、2016年12月27日、心臓発作のために亡くなった。そのため本作『最後のジェダイ』は、レイア将軍が登場する「最後のSW作品」になることが確定しているわけだが、彼女をめぐるストーリーラインには一体どんな劇的なフィナーレが待っているのだろうか。今回の物語では、レジスタンスの敏腕パイロット、ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)と信頼の絆を深めていくとの情報もあるが、今回の予告編にはその様子は出てこなかった。その一方、1:08~1:27のシーンで、実の息子カイロ・レンが撃破しようとしているのは、レイアが乗っている宇宙船のように見えるけど、それはトリッキーな編集のせい? それとも……!? 

5.フィン:なりゆきヒーロー、シリーズ2作目で本気の覚醒!?
新シリーズの2作目である今回の『最後のジェダイ』は、ある意味、旧3部作の2作目=『帝国の逆襲』をなぞった展開となりそうだ――言い替えると、みんながひとつのチームで行動していた1作目と違い、今回の物語では、主要キャラが別々の場所に散り散りになり、別々の試練と向き合っていく……ということ。前作で思いがけずヒーローとなったフィン(ジョン・ボイエガ)にも、新たなミッションが課せられる。その舞台となるのは銀河系一の豪華絢爛なカジノを有する「カント・ボイト」という名の宇宙都市……という噂なのだが、今回の予告編にはいっさい映っていない。その代わりに、1:42のシーンではキャプテン・ファズマ(グウェンドリン・クリスティ)との一騎打ちが!……フィンをめぐるストーリーラインについては、まだまだいろんな秘密がありそうだ。

6.スノーク:ついにフル登場――どこまで強い、悪のフォース!?
今回の新シリーズの「目玉」悪役キャラとも言われているスノーク最高指導者(アンディ・サーキス)。だが、1作目『フォースの覚醒』の中では、ホログラム映像のみの出演だったため、その圧倒的なはずの悪のフォースは今ひとつピンと来なかった。しかし、今回の予告編では、2:00のシーンで、ついにスノークの素顔ががっつり登場。その直後のシーンでレイを拷問しているのも彼の仕業のようだ。そもそも、冒頭の「お前と出会ったとき……特別な“何か”を感じた」というセリフも彼のものと思われるのだけど、その「お前」とは誰のこと!?

7.いないのが逆に気になる――デル・トロ演じるDJとは何者!?
今回の予告編にはほとんどの主要キャラが登場しているが、一方で、なぜか「不在」のキャラもいる。特に、ベネチオ・デル・トロが演じると伝えられている新キャラ「DJ」の容姿は、今回の予告編でも意図的に伏せられたままだ。情報によると、フィンたちと共にカジノ・シティで大暴れする「ハッカー」的な設定のキャラらしいのだけど、チラ見せさえも許されないほどヤバい奴なのか?

8.ポーグ:チューバッカの新“相棒”に、世界中が大熱狂!
この予告編の解禁後、世界中のSWファンの間でもっとも熱狂的なセンセーションを巻き起こしているのは、実はレイでもなく、カイロ・レンでもなく、謎のきもかわキャラ、ポーグである。ミレニアム・ファルコン号を操縦するチューバッカの隣でキュートな鳴き声を上げているこのキャラ(1:33のシーン)は、ルークが隠居していた星に棲息する、手のひらサイズの海鳥のような生き物、という設定。歴代SWワールドのかわいい系キャラと言えば『ジェダイの帰還』でのイウォークを思い出す人も多いだろうけど、このポーグは、一体どんな活躍を見せてくれるのだろうか?……って、まさか、このあとチューバッカに食べられちゃったりはしないよね!?


※『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、12月15日、全国一斉ロードショー。ポーグにばかり話題が集中して、すっかり影が薄くなってるけど、1:47で地味にがんばっているBB-8のこともお忘れなく!

(内瀬戸久司)

最新ブログ

フォローする